熟年離婚した際の慰謝料

熟年離婚した際、慰謝料を請求することは珍しくないでしょう。
離婚原因に不貞行為や暴力、精神的苦痛があったなら、賠償を求める意味で慰謝料の請求を考えおくべきではないかと考えます。。
熟年離婚では、長年夫からのDVを受け続け、子供が成人したのに併せて離婚を切り出したり、別居中の夫に慰謝料の請求を起こすといったことなどががあるのではないでしょうか。
精神的・肉体的苦痛をお金に換算し、お互いの話し合いで決められていきます。
もちろん、中には離婚自体に応じなかったり、慰謝料を払う意思が全く見られないこともがあるのではないでしょうか。
そのような時は裁判所の助けを借りるとよいでしょう。
裁判では、慰謝料を求める側の精神的苦痛の度合い、離婚後の経済的な能力、社会的地位などの多方面から考慮されて慰謝料が公正に決められます。
慰謝料の金額ですけれども、300〜500万が目安とされます。
熟年離婚では夫婦として長い期間を過ごしており、婚姻年数が長くなるほど金額が上がるとされます。
また、長い間にはいろいろなこともあるでしょう。
離婚を考える元になるようなケンカや暴力、暴言など苦痛を感じたことがあるときに記録し、ケガをした際の医師の診断書などを集めておくと、離婚調停などでも有利になり、慰謝料の金額をあげられるとされます。